気づく、そしてその先には・・・。
シナスタジアについて。
シナスタジアとは日本語で「共感覚」という言葉で知られていますが、そもそも共感覚って何?という方の為に、一部簡単に説明したいと思います。
シナスタジア「共感覚」一般的に説明されているのは、例えば、
「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、、シ、ド、」
という音階を見た時、もしくは聞いた時に、その音に対して、他の感覚が同時に起こる事を共感覚と言います。
「ド」という文字を見た時に「ド」ではなく「赤色」が浮かんだり「ド」というのが赤文字に見えたり、同時に聴覚、視覚といった他の感覚を感じるといった現象です。
それは人によって、浮かぶ色や(そもそも色ではなく違うものに見えたりするかもしれません)その共感覚は皆小さい頃持っていて、成長していくにつれ、なくなってしまっています。
赤ちゃんには異なる感覚の間に神経結合があるのですが、成長していく(教育していく)段階でその神経経路が刈り込まれてしまい、失っていってしまいます。
この共感覚は天才と言われる人には共通してこの共感覚保持者が多いと言われています。
そして、「刈り込まれてしまった神経回路」というのはいわゆる、幼い頃から「あいうえお」の読み書き等、天才教育的な事をさせるというのは本来はNG行為だというのです。
それはただの詰め込み教育と同じで、「記憶」させるという勉強法であり、「思考」とは違うものになります。
日本はいい大学を出て、いい会社に入って・・・というのを一般的家庭では望む人は多く、それが幸せであり、安泰というような教育をされてきた人も多いかと思います。
しかし、今回のコロナで世の中がどうなったか、安泰と思われていた会社が倒産した、学校に行けなくなった等、予想もしていなかったことが現実に起こってしまい、それによって「型」の外に放り出された人も多かったと思います。
この記憶だけの教育は思考がないので、自ら生むということを出来なくしているのです。
そこでなぜ共感覚とそれが関係するのか、というと、この共感覚は文字の通り、バランスです。会社でも、このバランスというのが保てれている所が生き残っています。
例えば、黄金比率で完璧に形作られているものなどは生き残ります。
これは「形」だけの問題ではなく、例えば、空間や、物もです。
共感覚がないわかりやすい例は、「神社にピアノを置いている」と違和感満載といった感じです。
この違和感を感じれる共感覚をちゃんと持っていれば、本質を見抜く事ができるというのです。
バランスが良ければ人もを癒されます。(ヒーリング効果)
建築物では中世ヨーロッパの建物もそうですし、絵画も音楽もそうです。残っています。
これを今、世の中にある全てのものに当てはめてみるとおのずと見えてくるものがあるのです。気づく事ができけばそれだけで一歩前進です。
そんな事を最近意識し見始めた私です。