脳の中でエラーがおきている件

どういう意味か?って思いますよね。

脳の中でエラーって・・・。

 

エラーの意味はまず、誤り、失敗、失策と言う意味です。

 

さて、ここから、この説明をしていきます。

 

まず、私達日本人について、古来の日本人は歴史上、島国で独自の文化があり、それを築いた民族です。例えば、言葉もそうですし、建物もそうですし、宗教も含めて。

そして、日本の本来の姿日本人らしさというのは、戦後からその形が徐々に崩れてき始めました。

 

それはどういう事かと言うと、その後に入ってきた文化によって、もともと日本人脳に違う異物が入り、認識レベルでエラーがおきているという事なのです。

気を付けていただきたいのが、それが別に悪いとかそういう意味ではありません。

 

そういう教育を受けてきたので。なって当たり前なのですけど。

 

例えば音楽で言うならば、小学校や中学で習った教科書の中にある曲はほとんどがそうです。

外国の民謡や曲に日本語の歌詞をつけたもの、と言えばかわかりやすいかと思います。

どこか違和感を感じた事はありませんか?

私はすごくそういうのに違和感を感じていました。エーデルワイスを日本語で歌った時、当時、サウンドオブミュージックといった映画があって、その時の主人公がこの歌をスイスの山を背景に外国語で歌った時に、あ、こっちがしっくりくるという感覚が子供ながらにありました。

それを機に、アルプス民謡や、その他の歌に関して、違和感しかなく正直歌う事が嫌な時期もありました。日本語がダサく感じた時です。

 

これはその時、脳にエラーがおきていた時だったのです。

しかも今歌謡曲でもこの現象は続いています。映画で作られた英語の歌の和訳で歌う歌もそうだし、背景も何もマッチしてませんものね。違和感しかないです。

 

 

この違和感の原因は、欧米の音楽は周波数の倍音から作られた和音が基本になっていて、3次元や4次元空間に対応するものです。(欧米や西洋の音楽は建築構造になっている)

それに3次元や4次元に対応していないアニミズム祝詞的な源をもつ日本語をあてはめた歌というのはスイカにケチャップをつけて食べるようなものなのです。素麺にソースをつけて食べるといったものですね。

 

 

日本人は他国の人達と比べて非常に繊細なのです。絵画の世界でもそうです。

日本の色使いは同じ緑でも青柳、柳色、山藍摺色等、色んな緑がありますよね。

 

目で見るなら着物を見るとわかると思います。

 

色の種類に対して、外国の12色クレヨンといった、限定されたもので絵を描く教育をうけているので、本来はもっと色んな色が見えてて、その色を表現したかったはずなのにその色がない、と言った感じです。

 

そして、脳には修正機能があり、その違和感をなくしてしまっています。これが今私たちの中にある戦略(ストラテジー)です。鈍感になっているのです。

 

このような認識を解除する事で本来の日本人らしさを取り戻す事ができるのですが、まずは、身近にあるものでこれは違和感と感じるものを見つけて気づくという事からやってみるといいかもしれませんね。

 

これは個人的に探求し続けたいと思っています